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ドコモに移転ゼロ?

NTTドコモが新しいプロモーションキャンペーン「DoCoMo 2.0」をスタート。ティーザー的に小出しにしている。クリエイティブはTUGBOATということでいやがおうにも期待してしまうけど、「反撃してもいいですか?」ってキャッチコピーはどうなんだろうと思ってしまう。
この「反撃しても良いですか?」って言っている相手って、ユーザじゃなくて他のキャリアだとすると、ユーザ向けのメッセージじゃなくて、同業他社へのメッセージってことになる(まさかドコモから転出した利用者に反撃するわけじゃないよね?)。ユーザはNTTドコモがauに反撃してほしいなんて思ってない。つまりそこまでブランドが確立してないと思われる。(とくにNTTドコモに対しては)
ナンバーポータビリティが導入されて、Zingaのようなサービスによって、携帯キャリアにメールサービスも依存いなくなってくると、キャリアの移動はより自由になる。SIMロックなんかではユーザを囲い込むことなんてできなくなる。
シェアトップなのに、”王様戦略”を取り切れなくなってしまったドコモがこの広告キャンペーンでどう立て直すのか。非常に興味深く見たい。
(個人的にはNapstarのサービスが気になっている。)

変換すると「ドコモに移転ゼロ」になる!? 謎の「DoCoMo 2.0」

PCで「どこもにいてんぜろ」と入力して変換すると、なんと「ドコモに移転ゼロ」と番号ポータビリティ制度的に不吉な言葉になるのだ。

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15 Comments

  1. DoCoMo2.0の謎。

    いま、TV-CM、OOHなどで、DoCoMo2.0の広告は見ない日は
    無いと言っても言い過ぎではないほど、出くわすDocomo2.0のプロモーション。
    なぜ、いまさら
    “2.0”を前面に!?
    ずっーーと疑問でした。
    しかし、気になる記事を発見。
    <ネタモト:や…

  2. >吉澤さま
    コメントありがとうございます。
    決してキャリア向けじゃないというのは間違いないです。キャリア向けにCMを打つなんてありえないので。しかし、あまりにも婉曲でメッセージからの訴求は弱いなと思うわけです。(それでもフックしちゃうのは、コンテンツのクリエイティビティの高さかな?)
    あくまでも外野からのひとつの意見として「そろそろ反撃しましょうか?」だったら、どうだったんだろうと思います。共感を軸に展開できたんじゃないかなぁ、と。

  3. Docomo2.0? 良くわからなくて正解

    最近TV CMをはじめとしてあちこちでDocomo 2.0&quo…

  4. どうしても解釈の仕方が気になったのでコメント失礼します。
    「反撃してもいいですか」というメッセージはあくまでもユーザ向けのものであって、決してキャリアに対するメッセージではないと思うのですが。
    これは、「そろそろ本気を出して他社のサービスに負けないヤツ出すから、ちょっと注目下さいよ」というニュアンスでユーザに注意を促すメッセージではないでしょうか?
    このメッセージというかキャッチコピーの目的は、「ドコモはコレまでと違うアプローチをするようだ」→「なんだか気になる」→「注目しておこう」という意識の変化を促すことだと思います。

  5. どこもにいてんぜろ

    携帯はドコモを十年ぐらい使っているが、 ドコモに移転ゼロ? 日本語変換すると「ド

  6. DoCoMo2.0に見る情報格差の現実

    前回、DoCoMo2.0のエントリーでWeb2.0との絡みを扱いましたが、もうひとつ面白い現象が起こっているので、それについて触れようと思います。 ※前回エントリーはコチラ → http://it-ura.seesaa.net/article/41969335.html さて、最初に皆さんにお聞きし……

  7. 「そろそろ書いてもいいですか」—DoCoMo2.0のプロモーションに思うこと

    この時期に「そろそろ反撃してもいいですか?」とドコモに言われて、何のことだかわか

  8. 反撃

    ウィルコマーな我が家には直接あまり関係はないが、帰宅途中の駅で面白い広告が目に留まった。
    ★さて、そろそろ反撃してもいいですか?
    その時は企業名まで見えなかったのだが、帰宅してググってみると想像通りドキュモだった。それにしても、余裕かましたキャッチコピーだなぁ。まぁ、確かに今まで王者の貫禄で他キャリアの様子を窺ってたって感じだけど。。
    そんな風に感じていたところ、大前研一ニュースの視点というメルマガで、この広告をボロクソ非難していた。競合反発(Conpetitive Retalia…

  9. !FOMAユーザ

    2007/05/20 — 12:00 AM

    提案です。
    訳判らんのドコモニーテンゼロは黙殺しませんか?
    ポジティブでない取り上げ方でも取り上げられたと云うことで我田引水されるわけですので、
    「完全無視」がよろしいかと。

  10. たまには気が合うこともある、大前研一のDoCoMo2.0批判(デモなんかピンとずれてるけど)

    大前研一が自身のWebでドコモの戦略を批判している。大前研一「ニュースの視点」WEB:KON162 トヨタの“謙虚さ”とDoCoMoの“傲慢さ”から見える経営の本質
    僕もDoCoMo2.0のCMは嫌いだ。たまには大前研一と気が合うこともあるものだ。だってありゃおよそ、業界のリーディ…….

  11. ドコモに移転ゼロ

    ドコモが逆襲。 ま、いろいろ話題になったし、OKじゃない!? なーんて、ことを言…

  12. >通りすがりさん
    コメントありがとうございます。このフレーズをサイトで見たときに、オモロイなと思ったので、引用しました。
    やはりこのキャンペーンに感じる違和感としては「他キャリアに“反撃”するんじゃなくて、“調和”してもっと良いサービスを提供してよ」が根本にあるからだと思います。「2.0」を言うのであればなおさら。

  13. 通りすがり

    2007/05/28 — 12:00 AM

    >吉澤準特様
    初めまして。
    私もCMの持つ本意はきっとそうだと思います。
    しかし、そう思わない人は意外に多いのですよ(私の周りで8割位)。
    auが活気いいのはCM等で知っていたけれど、DoCoMoそんなに悪い状態の?
    という感想が多数を占めています。
    もちろんシェア情報等にpoorな人達なのですが、ユーザーの内どれだけの人がシェア情報等に詳しいかと思うと、今回のCM表現は非常にリスク高いと感じます。
    これは私の感想で、自分の周りの人の感想だけが元ですので、統計的に何の意味も成さないかも知れません。
    が、ブログ主様が伝えたい事はそういった一般人の感性を考慮された物ではないか、と感じます。
    >ブログ主様
    『ドコモに移転ゼロ』は、2ちゃんねるで既に出回っているフレーズですね。

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