長男が中学生になるということで、ついにスマフォデビューすることになった。
友人とのコミュニケーションやサッカーチームの連絡は自分で主体的にする必要がある。
そこで「子供のケータイ利用ルールをどう定めるのか?」という小さく大きな課題に取り組むことになる。

そこでとっっても役立つのが、業界(?)で広くシェアされている誓約書兼契約書である。
僕は弊社のにゃんこスター大将軍からそれをもらったのだけど、元々の経緯はフィラメント社のブログにて公開されている。
 
せっかくなので(デキるキャバ嬢“さしすせそ”の「せ」)我が家で改編したものも共有したい。

我が家のソーシャルメディアポリシー

ここでの基本的なマインドは、9年前にNECで策定したソーシャルメディアポリシーとまったく変わらない。
大元の策定意図でも触れられているが、これは子供を“コドモ扱い”しない、親とのイーブンな契約書であるということを長男とは話した。
若い人たちをその若さゆえの経験のなさからコドモ扱いして、対して自分たちを“オトナ”と自称して、管理しようと、思い通りに管理できるだろうと勘違いすることが起こりうる。
全社員にスマフォ配った挙句にキャリア法人営業のクソつまらない“脅迫”プレゼンに踊らされてAndroidでガッチガチに縛った“安心安全”管理ツールを導入して悦に入って思考停止する…なんてことは、我が家では絶対にやりたくない。

思考停止ダメ、ぜったい

つまりこれは、決して「転ばぬ先の杖」を提供するものではない。
「転んでも致命傷を負わない程度にリスクを取りつつ、当事者として傷ついたり、傷つけたりするプレイグラウンド」を親子で作っていくものだと思う。
その大前提となる大きな信頼。
中坊が、スマフォというツールを取っ掛かりにして眺めるデジタルランドスケープは、きっと僕の想像もつかないものだろう。それは、きっと我々親にとっても学びになることだろう。
そういえば、このタイミングで放送されていた「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」は非常に良い教材となった。
まさしく、家族みんなでLet’s Think!

iPhone SE2出るの?

ちなみに、彼の機種は、以前、僕が使っていたiPhone5sバギバキ画面を修理して貸与。iPhone SE2がリリースされたらそれと交換するということにした。もしリリースされなかったら、新品の7と言っていたのだが、妻(iPhone5sをバッテリー交換していまだ現役使用中)になにやら吹き込まれたのか、このままで良いと言い始めている。(彼は我が家の家計を常に案じている)
ここで今回、全然関係のない次男(今年小学5年生)は「俺は絶対にGoogleピクシー!(Pixel3のことを指している模様)」と息巻いている。この次男坊は長男と違って、泣き虫のくせに大胆不敵すぎるところがあるので、契約書については、兄貴とは違うスタンスが必要と思われる…