今回のワールドカップは、誰かの家でみんなで観たり、パブリックビューイングなんてものに行ったりなんてことはしなかったけど今までとは違った楽しみ方ができた。長男がサッカークラブに通い始め、その長男を教祖とする次男もサッカー好きになったので、家族みんなで観戦して盛り上がった初めてのワールドカップだった。
十条銀座の「みどりや」で、パチモンのアルゼンチン代表ユニフォームをゲットしたのがキッカケなのかどうか分からないけど、次男はアルゼンチン代表メッシにゾッコンとなる。
長男はネイマール。一挙手一投足、出で立ち、全部まとめて何もかも“かっけー”らしい。彼は大会途中で腰椎骨折でピッチを去らざるを得なくなるわけだけど、その後のインタビューでは“タックルを憎んで人を憎まず”って感じのことを答えている。確かにマジ“かっけー”。
そんな応援するブラジルが負けたときには、長男は泣き、アルヘンティーナの優勝を信じて疑わない次男は、(若干の上から目線で)健闘を讃えた。「決勝で戦いたかったね」と。
この二週間は手作り決勝トーナメント表を眺める日々だった。次男が着用しているのはまたもや「みどりや」で発見したスペイン代表(ちっくな)ユニフォーム。
長男はもちろんSeleção、次男は決して大きくないのに強くて倒れない男(注:次男イメージ)の長友ナンバーをヤフオクで落としてあげた(冒頭の写真)。ご満悦でサッカーを観戦し、憧れ、練習している。
股抜きをする板橋のメッシ
フリーキックの兄弟コンビフェイント
僕自身、サッカーは小学校の頃、YMCAのスクールに行ってたけど、最近はあまり積極的に観戦すらしてなかった。だけど、今回は純粋に観てて楽しかった。最後の最後まで諦めるな!ってありきたりな言葉を体現してくれるうってつけのコンテンツでもあった。
そんなわけで、チビどもと共有したいこと。
- どうせ掲げるなら、とてつもなくデカイ目標を掲げよう(ホラ吹き上等)
- 失敗を笑う側に回るな、失敗して笑われる側に回ろう
- 出来ない理由を見つけて得意気になるな、出来ることを実行してたとえたった独りきりでもワクワクしよう
- わけ知り顔で知ったかぶりするな、がむしゃらにかつ謙虚に学び続けよう
君らがそうあり続けてくれると、きっと僕も自戒して進み続けることができる。
vamos, 息子たち! vamos, 俺! vamos, amigos!!
ちなみにメッシが負けたのにMVPをもらえたのは「試合中にゲボを吐いても、ピッチの上で戦い続けたから」と次男は信じて疑っていない。悪くないと思う。
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