Emerging Technology研究会6月に出席。テーマは「チップ層の動向、インテルをケースに

チップなんか知らない、関係ないというのはどこまで通用する議論でしょうか。サービスビジネスだから自分たちには関係ないという見方は本当に正しいのか、時間の許す範囲内ではありますが、調べてみたいと思います。

というので、全く興味も関心もなけど、だからこそ出ておこうということで。
やはりいまいちピンとこなかったですが、バーチャライズテクノロジーというやつは、PCやOSをブラックボックス化するテクノロジーだなと思った。つまり、ユーザは使い勝手が良ければ、それがなぜどうやって動いているのかは知らなくても良いということ。アプリケーションレイヤーでは、すでにブログやSNSなんてのはブラックボックス化しつつあるといえる。ブラックボックス化という観点では、小川浩さんも以下のようなエントリを上げている。
リンク: Web2.0のブラックボックス化はいつくるのか – Speed Feed [ITmedia オルタナティブ・ブログ].

Web2.0という言葉や概念自体がブラックボックス化することによって、普及の弾みがつく。利用は簡単にできるが、仕組みはよく分かってない人が多くなること、それが一般に普及すると言うことだろう。

ということは、ボヤっとしているとテクノロジーは見えなくなり、ビジネスが不明瞭になる。チップでもサービスでも、周辺情報を意識的に押さえておかないと、そして誰の手のひらの上に居るのかを押さえておかないと、おいてけぼりになってしまう。