SNS、RSS、Wikiを活用した業務改革研究会に参加した。
ドリコムの内藤社長のプレゼンからフックしたキーワードをいくつか。
- Software sift from Desktop to Internet
つまりはSoftware as a Service
ソフトウェアが従量課金される時代というのは、ASP隆盛のころから、ずっと言われていることだけど、一部にとどまっている。ネットワークの信頼性やカスタマイズ性などがキーファクターになるんだろう。とはいっても、すべてがシフトするわけでは、やはりないだろうけど。 - SocialDataBase is a new Infrastructure
DBは囲い込みツールであったのだ、DBの公開・共作の時代になった。
「仕組み」のサービスが大手ポータルサイトを凌駕する。
では、どうやってCGMを創るのか?ポイントは3つあるという。
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- Post ・・・投稿する仕組み
- Clip ・・・クリッピングする仕組み
- Crawling ・・・かき集めてくる仕組み
ここで、BtoCのみではないと強調されていた。ごもっともであるが、イントラネット(イントラブログによるナレッジマネジメントなど)の話はよく聞くのだが、企業間コミュニケーションはどうなるんだろうと思う。非常に泥臭いところで、営業のネゴシエーションの世界には、どう適用されるんだろう。ここらへんこそ、本当の意味でのエンタープライズ展開だと思う。
- Longtail theory in Internet AD
リスティング、コンテンツマッチング、アフィリエイト
デッドスペースを広告枠に変える。
広告ってのは、すでに枠の販売というところからはみ出し始めているように思う。
広告=ニーズに対してプッシュされた情報という捉え方だと、広告は取り除かれるというステレオタイプもましにはなるのではないだろうか。CMはHDDレコーダーでテレビを見ているからスキップされるのではなくて、単にコンテンツとして興味がないから、積極的に見ないのだ。
以下、フックしたキーワード
- ドリコムブログでSNS機能を内定者に提供した場合、内定辞退率2割以下になったという。
- 業務の中でWeb2.0活用された上で、Web2.0活用事業が見えてくる。まずは自分たちで活用した経験値なくして、人にオススメはできない。
- Web2.0時代に成功する要因
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- Social Database/データベースをみんなで充実させて
- APIの公開/相互に連携することで便利になり
- MicroAD/収益源を確保する
- 情報システム部門オリエンテッドから社員オリエンテッドへの移行
情報システム部門の役割はどうなるんだろう? - マズローの欲求段階説
じつは第6の欲求があった
「コミュニティ発展の欲求」
地域社会・国家・地球全体など自分が所属するコミュニティの発展を望むというもの。
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