SNSの問い合わせという視点からの指摘。
SIerは社会がフラット化していることに気がついていない – おるたなてぃぶ思考+etc [ITmedia オルタナティブ・ブログ].

情報システム部門からの問い合わせが意外なほど少ないんです。もちろんゼロではありません。ただ、仕事の内容からいって、もっと情報システム部門から問い合わせが来てもいいような気がしています。

セキュリティやIT統制なども相まって、社内システムについて効率化という視点だけでは、語れなくなっているのに、情報システム部に大局的な観点からモノを見る権限というか期待が欠けているところに、大きなギャップがあるように思う。さらに

実はSIerからの問い合わせも意外なほど少ないんです。こちらから売り込みをかけても、反応はいま一つです。もちろん話は聞いてもらえますが、そのあと商談まで進む例があまりありません。「顧客にまだニーズがない」。それが、SIerからの一般的な回答です。

その結果、お客様はPKGベンダーに直接コンタクトするようになる。まさに中抜き。流通業でユニクロがやったようなフラット化が情報サービス産業にも忍び寄っている。SIerの価値創造と価値獲得について、再構築しないと大変なことになる。