ほぼ日刊イトイ新聞に任天堂の岩田社長とのお話が掲載されている。もうそれを読むと、DSやWiiって産まれるべきして産まれているという気がしてくる。

リンク: HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN – 1101.com.

「アイデアというのは
複数の問題を一気に解決するものである」

この言葉は、ズドンと響くというより、スッと染み込んできたというほうが近い。これでいくと「ソリューション」なんてのも同義語となる。SI会社で働いていると「○○ソリューション」に囲まれている。ソリューションとは本来、部分最適ではなく、全体最適でしかありえない。このことはまさに次の言葉でスッキリと説明されている。

商品だけじゃなくて、
組織もそうだし、対人関係もそうだし。
そういったことに対して、
「これは、こうだから、こうしたらいいんです」
って、ひとつだけ改善したとしても
全体を前進させることはできない。
ひとつ努力してよくしたとしても、
なんらかの副作用が出てきますし、
いままでうまくいってたことが
うまくいかなくなったりもします。

このままだと、システムインテグレーションって

汗をかいた分しか前進しない

産業になってしまう。というか、すでにそうなっていて脱却できないというほうが正しいのかもしれない。