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大企業の「お下がり」無用

IBMなど大企業がSMBマーケットに注力し始めて(それが大っぴらに広告されて)それなりの時間が経つが、果たして成果はどうなんだろうか?やはりどこか「大は小を兼ねる」発想から脱却しきれていないようにも思う。だけど、一部の大企業を除くと、エクセレントカンパニーと呼ばれている企業(フォーチュン誌のランキングではなく)は決して大企業と呼べるような規模ではないように思う。
そういう環境で、SIベンダーは何で価値を創造し、価値(たとえば収益)を獲得していくのだろうか。
TechTargetジャパン:SMBにはSMB向け製品を——大企業の「お下がり」無用.

SMBは二番手などではない——そればかりか、SMBはベンダーが最優先しなければならない相手だ。SMBの数は大企業の1000倍ある。それに、SMB
のデータの必要生産能力は大企業の10倍だ。0から立ち上げられたSMBでは、必要生産能力は大企業より早いペースで増加し続ける。

なんといってもポイントは

SMBの製品はエンタープライズ界で新しいチャンスと金に化けることがあるが、反対のケースはまずない。

キチンと意識改革(そしてビジネスモデルの改革)が伴えば、エキサイティングなビジネスが出来るはず。要するに「やる」か「やらない」かの問題。

Categories: 情報システム/SI

データベースマーケティング » « 有能なスタッフの裁量は拡大すべき?

2 Comments

  1. >佐々木さま
    仰るとおりです。ご指摘ありがとうございます。
    お恥ずかしい限りです。ヾ(´▽`;)ゝ

  2. 佐々木栄勝

    2006/06/12 — 12:00 AM

    2行目に「sれなりの時間が経つが」とありますが、これは誤字ではないでしょうか?

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