今年も楽しいクリスマスでした。サンタクロースはちゃんと我が家を訪ねてくれました。
サンタからの指令
24日にサンタクロースの指令を受けて、東京駅のトミカショップにお買い物。他にもサンタに指令を受けたビジネスマンがいっぱいいました。エエ歳したオッサン(もち私含む)が真剣な目で選んでいます。なかにはリサーチャー(奥さん)に、電話をして入念な選定を行っている人もいます。ただ、間違いなく共通していたのは、みんななんだか楽しげってことです。自分の子供時代のワクワク感を思い出しているというのもあると思います。
ワクワク感の源泉
クリスマスにワクワクするのは、街が華やいで、有線からはクリスマスソングが流れているからだと思っていました。しかし、初めてサンタからの指令を受けてミッションを実行した今年、それは本質ではないことに気が付きました。このワクワクするカンジは、
世界中の人たちが一斉に、自分以外の誰かを喜ばそうとしている日
だからに違いない。そんな自分以外への意識がワクワク感を醸成しているんだと思います。
そしてそんなとてつもないワクワク感こそ、サンタクロースがいる確固たる証拠なんだろうな、と改めて実感しました。というわけで、私にもサンタクロースはスペシャルプレゼントをくれました。(いい子にしてたからかなぁw)
最高のマーケッター
今年のマーケッター・オブ・ザ・イヤーはオバマ次期大統領でしたが、もっとも影響力があり、永続性をいかんなく発揮するマーケターはサンタクロースなんですね。これはクリスマス商戦うんぬんではなく、“相手の求めるコトを適切に届ける役割”という本来のマーケッターという意味で。
さらにいうと、自分以外の誰かを喜ばせる意識ってのは、アントレプレナーシップの必要条件でもあると思うので、経営者ってのは少なからずサンタクローススキルが必要なんだと思う。
サンタクロースを求める気持ち
今年はサンタクロースの存在を自分なりに確認できた年でしたが、やっぱり疑心暗鬼になってしまう人はいる。私は疑心暗鬼パーソンには夢がないとか、可哀想だなんて思いませんが、優しい人たちは、そんな人たちにもヒントを与えてくれてます。
サンタクロースっているんでしょうか?
私は八才です。お友達は、「サンタ・クロースはいないよ」と言います。
お父さんが、「サン新聞社がそう言うなら、そうなんだろうね。」と言います。
どうぞ、本当のことを教えて下さい、「サンタ・クロースはいるのでしょうか?」
8歳の少女がサンという新聞社に送った手紙に社説で答えたという有名な話。
目に見えないもののほうが本質的である場合が多いというのは、最近になって実感するところではあります。企業戦略のフレームワークにもそれは現れています。(Seven S Modelにおけるソフトの4S)
米フォーブス誌が選ぶ今年の『もっともリッチな架空の人物』のランキングから、昨年トップだったサンタクロースが消えた。「サンタは“架空”ではなく“実在”の人物だった」と世界中の子どもからの猛烈な抗議にフォーブス編集部が屈して、サンタクロース氏をランクから除外したもの。
(記事本体ページはすでに存在せず。こういう時に日本の新聞社を「う〜ん、、、」って思ってしまう。ネット系に比較的積極的に取り組んでいる産経系とはいえ。)
もはやネタとも言えるが、サンタを認めたくないチビっ子への対抗策としては使えそうです。
東京の街からカボチャが消えると、少しづつクリスマスへの模様替えが行われる。 夫婦の会話の中でも、ボーナスの金額と共に子供のクリスマスプレゼントの話が出るようになる。
ひとつのシナリオの作り方としてオモロイ。サンタクロースを信じている限り、プレゼントとさらにワクワクする気持ちももらえるんだとしたら、信じてた方が得やね。
他にもサンタクロースの仕事っぷりをオンラインで見てみたり、なんだかんだ言って、みんな、サンタクロースを信じたいってわけですな。
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