私の個人携帯はauのINFOBARです。個人的な所感としては、日本では今だにこれを超える携帯電話って出てないと思っています。で、海外に目を向けたときにはやはりiPhoneが気になって仕方ない。というわけで、INFOBARの生みの親がiPhoneを通してモノ作りのセンスを語られるとスッと腹に落ちます。

リンク: 小牟田啓博のD-room:第11回 iPhoneから新世代ケータイのセンスを探る – ITmedia D モバイル.

これらのインタフェース表現は“ゆとり感覚”とでも言ったらいいでしょうか。これはAppleのインタフェースに見られる、昔から一貫したものです。こういったアクションを大切に作り込むあたりのセンスは、見事としか言いようがありませんよね。

イノベーションのジレンマの本質とも言える“普通に使うにはこれでいいんだと思わせるバランス感覚”って、何もハードウェアだけではなく、ソフトウェアの世界でも当てはまることで、品質向上をひたすらに目指すのも大切なのは間違いないですが、

ハードとしてもインタフェースとしても課題はいくつか見受けられます。けれども、それは今後の進化に期待したくなるまでの世界観にしっかりと到達していて、そのメッセージが確実に伝わってきます。今後の進化の余地が期待感となっている

といった期待感を持たせるような世界観を作ることこそ、SIビジネスに必要なことだと思えてならない。