インフォバーンに入って一年が経った。
寛容な人たちが多いので、僕のことを(たぶん)受け入れてくれて、ずいぶん昔から長い間、一緒に働いていたような、そんな居心地の良さ。
でも、そんなだからこそ、とあるお客さまが記事で書かれていた言葉を肝に銘じている。
「コンフォートゾーンからの脱却」
今までの延長でPDCAという掛け声のもと、改善しつつも安定状態で、それゆえに居心地が良い世界。
そこに、安住していてはイノベーションは起こせない。
数年前にワガママで大企業の外に飛び出した意味がない。
実は、発売されているdomani 10月号のとある記事を読んで泣いた。
その記事に出てくる女性もまた「コンフォートゾーンから脱却」を日々実践されている。
そんな尊敬すべき女性の仕事に関わることができ、記事の中に「この人」として登場することができた。
たまたま同僚が見つけたその記事は、最高の賛辞であり、同時に身の引き締まる思いがする。
自らはコンフォートゾーンから飛び出しつつ、もう一方では誰かのコンフォートポイントになりたい。
刺激的で挑発的。ボヤボヤしてたら背中を押されたり、手を引っ張られて連れ出される。
でも、あるときはアホ(いつもか)でムダに溢れてて暇そうだから、ちょっと一休みできる場所。
そんなクレイジーなオッサンでありたい。
40歳からの10年は「unlearn」のフェーズだと考えている。
いままでの常識や経験だけでは通用しない世界に飛び込みたい。
幸いにして若い才能に溢れている会社だから、彼らや彼女たちと共に学び、もがき、達成して、一緒に喜びたい。
そして、彼らや彼女たちがもっともっと才能を活かせるような仕組みを作りたい。
将来的には、インフォバーンから巣立った才能が、僕の天下り先を用意してくれるのが夢。
クライアントに最高のバリューを提供しつつ、PayPalマフィアならぬ、IBパイレーツ(名称要検討)と呼ばれるほどの人財輩出企業を実現することが、正しい命の使い方のような気がしている。
1年目のくせに偉そう!
(1周年記念で肉ご馳走して、CEO!)
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