クリエイティブマインドを最大化する椅子を探すにあたって、そこですでにクリエイティブに働いている諸先輩方を参考にすることは有効な手段であると思われます。
というわけで、メンバーの椅子を勝手に見て(コッソリ座ってみる)旅に出ました。
まずは古株の社員や役員が座っている椅子を見てみます。
Chair Trip #02 インフォバーンの立ち上がりに多大なる貢献をした椅子
背もたれが高く威厳と格調をどこはかとなく感じるデザイン。倒れこんでもしっかりと包み込んでくれる包容力は、昼夜なく働き続ける彼らをしっかりとサポートしていることが分かります。
Chair Trip #03 女子力というインナーマッスルを鍛えるバランスボール
That’s Google!!っていうイメージのあるバランスボールですが、あらゆる障害や困難を華麗に乗り越えていくバランス感覚と、道玄坂を駆け上がることのできる体幹と、まさに内なる力、インナーマッスルを鍛える女性に支持されている椅子。母なる大地−地球(アース)−をも感じさせる椅子です。
Chair Trip #04 苦悩する中堅営業
「逃げちゃダメだ」「逃げちゃダメだ」そう唱えながら代理店詣をする中堅営業が座る赤い椅子。彼が初めて経験する成長痛を受け止め、池袋の行きつけのバーに送り出す情熱をこの椅子から感じずにはいられません。ちなみに先日、この界隈から“G”が出現しましたが、それはこの椅子から溢れ出る生命力の証左なのです。
Chair Trip #06 イケメンメディアプランナー
クライアントのハートをキャッチして、メディアをクリエイションするイケメン営業が座る椅子。さすがの存在感と言えるでしょう。彼に「良い椅子に座ってるよね」と話を向けると「椅子(ポジション)は奪い取るものですよ」と鼓舞されました。与えられるものなんて考えていた僕が恥ずかしいです。
Chair Trip #07 創業者の苦楽をそっと見守る椅子
経営者とは孤独であるとよく言われます。私などが思い至り及びもしない世界。苦しいときも楽しいときも彼女の帰りを待ち、何も言わずにそこに居続けるということ。そのさりげない思いやりを、時とともに染み込ませた椅子。座り心地は悪くなかったですが、僕ごときでは弾き返され、座り続けることはできませんでした。
というわけで、社内の椅子を見てきたわけですが、椅子というのはそこに座る人の歴史を静かに語るのかも知れない、そんな気がしました。
そんな相棒たる椅子との出会いを求めて、椅子探しの旅は続きます。
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