これまで私にとっての「職場の椅子」は
用意されているものを使う(座る)
というものでした。いやもっと言ってしまえば
会社や組織から与えられるモノ
と言えるのかもしれません。
一番最初に勤めた会社では、肩書によって椅子のグレードが違っていました。
その当時、担当から主任に昇格すると椅子に肘掛けが追加されました。課長になったら少し幅広の椅子になるけど、部長になっても特に変わらない。この微妙なグレードアップこそ、社内の暗黙の力関係を絶妙に表していたのです。
さておき、オフィスにおいて、引出の中やデスクの上の収納や快適グッズは何かと自分で調達して整えたりするけど、職場の椅子という什器自身を自分で調達するということはあまり経験がありません。
しかし、今の会社では違いました。
ちなみに入社して最初に用意されていた(そこにあった)椅子はコレ
Chair Trip #00 最初に与えられた椅子
脚のコロコロは滑りが悪く、リクライニング機構もぶっ壊れていて機能しない。
「社内で認められなければオンボロの椅子のままだ・・・。はやく一人前にならなければ!」
そう健気に考えていましたが、
ある日
「座りにくいんだったら別のにしたら良いじゃないの?いつまで椅子で消耗してるの?」
と不眠症の凄腕同僚に言われました。
「なんてこった!好きな椅子に座っていいのか!?」
というわけで、椅子探しの旅に出ることにしました。
Chair Trip #01 僕の後ろにあった椅子
まずは手っ取り早く後ろにあった椅子に取り替えました。
悪くない座り心地。なので、現時点ではコレに座ってます。
しかし、僕の微々たる創造性を極限まで刺激するエキサイティングなオフィス環境を追求するためには、ここで椅子探しの旅を終えるわけにはいきません。
I’m looking for a Chair from the authenticity.
つづく
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