行動ターゲティング広告の試験配信をしたらしい。クリック率が向上していることが記事の主体になっているが、クリック率が上がったってのは、(クライアント側からすると)あまり興味がない。もちろんクリック率が上がったということは、プロモーション対象サイトのPVも向上したという意味では評価できるのだろうけど、この発想って今までのマス広告と変わらないように思う。中段以降では、その後の行動に及ぼした結果がレポートされているが、統計値としてはイマイチな気がした。
とはいえ、広告がズカズカと土足で踏み込むありがた迷惑な情報から、接触した人にとって有用な情報となる第一歩だとは思う。
リンク: BIGLOBEと博報堂が4000万規模の行動ターゲティング広告配信実験を実施 | Web担当者Forum.

行動ターゲティング広告を配信したユーザーの、広告配信終了後の広告クライアントサイト利用状況を把握・分析した結果、広告配信終了2週間後のクライアントサイト訪問数がもっとも多いグループでは、通常のバナー広告と比べて5.8倍の訪問数を記録。ターゲティングされたユーザーでは広告配信後においてもトラフィック獲得効果がある可能性が示された。