常日頃思っていることは、SIerとして考える範囲が“パソコンの画面の中”だけでは不十分で、投資対効果を最大化することはできないということ。たとえば、イントラブログなどを導入しても、ミーティングのやりにくいオフィスでは、社員間コラボレーションなど生まれないというように。だから、ワークスタイル全体を捉えて、画面の外側にも意識を向けないといつまでたってもシステム投資に対する正しい評価をいただけないと思っていた。
こういう全体最適な思考は、自社でも実践していないとイマイチ説得力を得ることはできないと思う。そういった意味では、日立グループの取り組みは、注目したい。
リンク: 日立風ワークスタイルがソリューション化–「ワークスタイル改革ソリューション」 – ZDNet Japan.

ワークスタイル改革ソリューションでは、まず専門のコンサルタントが現在の業務形態の診断し、新しい業務形態のコンセプトや最適な職場環境の提案と実現までの計画を立案する。その上で、この計画を実現させるためのオフィス設計からITシステムを含めた業務環境の構築、運用サービスまでを日立グループが提供する。