決断といってもそんな大したことじゃないのだけど、それでもそれなりに人生の岐路に立って、大なり小なり選択をするときに、思うことは「帰納法的思考」。で、選択そのものは「演繹法的思考」なんやろうな、と思った。

現状に決して満足するわけじゃないけど、少なからず幸せだし、恵まれていると思う。その現状は、いままでいくつもの決断の結果であることは間違いない。ということは、今までの決断について、すべて正しいとは言わないまでも、自分にとって正解率は相当高いということになる。勝ち負けじゃないけど、完全に「勝ち越し」ている状態。

なにかしら決断をするときに、いろんな条件や志向を並べて、演繹的に一番もっともらしい判断をする。その時点で、それが正しいかどうかなんて分からないのだけど、今までどおり判断すれば、きっと間違いない。なんせ“負け知らず”やからね。

チャンスはいつまでもそこにあるものでもないし、探して見つかるものでもない。だから、ワクワクするんやろうなぁ。

(と、起動しなくなって鋭意復元中のiPhoneを眺めながら想い馳せる黄昏)