「いまさらながら」シリーズ第二弾 (^.^;NETMarketingForum2006の参加メモ

マイクロソフトのオンライン戦略
インターネットの進化
「メディア」(=ネットの浸透)と「テクノロジー」(=技術革新)で捉える。インターネットの存在価値の遷移を次のように整理していた。
情報取得(量とページビュー)

参加(検索とCGM)

リッチ(経験)
よく言われている“限られた時間”と“無限の情報”とをいかにバランスするか。
これからのサービス
カスタマイズ(能動的)とポータル(受動的)との二本柱。これらはそれぞれLiveとMSNというラインナップになる。やはり目指すところはソーシャルサーチであると見える。
マーケティング
これらの動きに伴ってマーケティングプロセスも変化しなければならない。新しい4P(Pull、Personality、Participation、あとひとつ聞き逃した・・・)で再設計しなければならない。

ホンダの2010年ネット戦略
強力な自社サイトはマスメディアとなる
文字通り企業サイトが、テレビや雑誌、新聞と競合するようなマスメディアになるという話。実際、ホンダの企業サイトは、年間3,600万人を集客し、月間
100万人のユニークユーザが存在する。実ビジネスでもクルマ購入期にもっとも強い影響を与えるメディアとなった。2005年におけるインターネットの新
車販売貢献度は36.9%。ゆくゆくは50%を狙うという。
Webサイトは21世紀のPOSみたいなもの
・顧客の関心はアクセスで測定
・アクセス相関で顧客の関心度の深さが分かる
・集客効果や販促効果の検証に使える
これらのことから、理想論ではないことが明らか。

RIA(Rich Internet Application)のマーケティング活用
メインフレームの時代から、クラサバ、WebそしてRIAに至る動向について整理してもらえた。つまり「普通の人には使えない」システムが「普通の人にも使える」ようになり、「普通の人にも使いやすい」システムへと革新していかなければならない。
システムとは
人間と対峙するFront、Middle、Backendのいわゆるプログラムをシステムとするのではなく、人間系も含めUIとプログラム群すべてをシステムと再設定する必要がある。これは業務システムにおいては、ほとんどが皆無と言って良いのではないだろうか。
おもてなし(ホスピタリティ)や経験を軸に真のシステムを開発し、ユーザの行動(すなわち本音のフィードバック)をつぶさに分析、あくなき改善を行わなければならない。