今回、素敵な巡り合わせでad:tech tokyo 2010にパネリストとして参加することができた。
いろいろな方と交流して、セッションにも参加して、いろいろ想うトコロやヒントをたくさんいただいた。出し切れるものではないけれど、備忘録的にメモしておこう。
1日目 KEYNOTE PRESENTATION
GoogleのMarvinさんによるプレゼン「新しいグローバル・マーケティング戦略の実践について。いま何を学ぶべきなのか?」。プレゼン(公開されている)はパワーポイントじゃなく、Preziというサービスで作られていた。36歳。あと2年で彼のように大きな仕事をやれるように頑張らんとな・・・。(プレゼンの内容)ちなみに、プレゼンに出てくる顔認識で年代を特定するCNNの映像。あれはNECのNeoFaceやと思うねんけどなぁ。(未確認)
2つ目のKEYNOTE PRESENTATIONは、同時通訳の方とモデレータ、パネリストとの打ち合わせがあったので出られず。
次に参加したセッションは「ソーシャルメディアマーケティング:グローバルと日本は異なるのか」。僕の所属する会社においては、日本がヘッドクウォータとして、海外(支社や現地法人)に睨みを利かせないといけない。セッションで出てきたキーポイント
- 日本ではSocial GraphよりもInterest Graphのほうが強い
- 欧米ではInterest Graphはあまり主流ではない
- 日本では「情報の温度計」として利用されるSocial Media
- 海外においてはAPIなどを活用して「トリプルメディアコンバージェンス」を図っている
「スリー」メディアではなく、「トリプル」メディアであるということは、つまりそれらは重なっている(統合される)ということは、僕がパネリストとして参加したセッションメンバーでも共通の認識でした。
次は「ブランド・エンゲージメントを実現するデジタルプラットフォーム戦略」。(ここらへんから自分のセッションが近付いてきてソワソワしはじめる・・・。)そんな中、頭に残ったキーポイント。
- オムロンさんのすごい体重計を、隣で絶賛する徳力さん。
- 東芝さんは保有技術であるボイスジェネレータをプロモーションに活用
次は1日目でもっとも人が入ったという「ソーシャルメディアトラッキング:ソーシャルメディアキャンペーンの効果測定」。
- AIDMAやAISASは海外では知られていない。DAGMARが一般的。
- パーチェス・プロセスが複雑化している。ここにMeasurementの要諦がある。
- Social Graphへの理解が必須
「効果測定」を言う前に「プロセスの理解」をちゃんとしようというメッセージ。パーチェス・ファネルとしてリニアに遷移率を追うだけでは、全体を正しく把握することはできない。
そして、自分のセッションに向けてスピーカールームに向かう・・・。
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