「牛角」が反転攻勢 成城石井、3年後上場目指す

同社の多業態展開に対し、グループ企業の相乗効果が発揮できていないとの指摘があるが、「無理にシナジーを出そうとすると失敗する」

自分の会社を眺めてみても「シナジー」って言葉が大好きなんだなぁと折に触れ思います。

情報サービスの事業環境はますます複雑になり、SIビジネスとPKGビジネス、大企業とSMB、などなど業態は一見同じでも、十把一絡にするのはなかなか難しくなっているようにも思います。もしかすると、「成城石井」と「am/pm」くらい違うものなのかもしれない。

そういった意味で、冒頭の発言は深く納得できる発言です。

何よりもまず、ビジョンとビジネスモデルが重要。
それらのないアクションは、本質を捉えられず、早晩破綻するのでしょう。しかも、現代のスピード感では、こういう負のスパイラルもグッと早く進行するのではないか、と思います。

ちなみに、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズとかリヴァンプには個人的に興味があって、自分にとってはロールモデルのひとつになっています。経営に対して、ファイナンス軸でアプローチするのか、コミュニケーション軸でアプローチするのか、という違いだけだと思うからです。