ビジョンにも書いたような職能はアカウントプランナーと呼べるのかな?と思っていたりするわけだが、肩書きはともかく、その実現に向けて現在、進めていること考えていることを自らの整理のためにもエントリする。

クライアント企業の広告宣伝担当として3つの柱を立てている。

  • 広告効果
    広告の効果はかならず定量的に捉えることができると考えている。CMや雑誌広告単体では、困難だがビジネスモデル全体で捉えることで可能になる。よって、自然とWebが基軸となる。このスキームに顧客情報をオンすればCRMだし、営業(見込み顧客情報)をオンすればSFA、コンテンツ軸で整理するとECMとして捉えることができる。
    とにもかくにも、あきらめずに広告効果を追求することで、「広告宣伝費は“コスト”であり、削減すべきもの」という認識を見返したい。
  • 基盤づくり
    現在、OpenCMSを導入して、コンテンツ管理基盤を整備しつつある(プレスリリース)。また、サイト内検索についてもマーズファインダーを導入した(プレスリリース)。今後は、サイトコンテンツの一部を外部化して、コンテンツに求められる機能を高めながら、費用を圧縮し、カスタマーバリューを最大化できればと考えている。また、イントラネットでも情報のオープン性とリアルタイム性を向上すべくMovableTypeやらWikiやらRSSリーダーなどを展開する予定である。
  • サービス強化
    基盤づくりをしつつ、その上に乗っかるサービスについても強化しなければならない。具体的には、キーワードリスティング広告と行動ターゲティング、タグクラウドなどを考えている。
    特にキーワードリスティング広告や行動ターゲティングは単なる広告枠としてではなく、マーケティングコミュニケーションのソリューションとして捉えたいという思いがある。タグクラウドは、検索ボックスを設置しただけの“受身の検索サービス”から、検索キーワードの提案という“攻めの検索サービス”を実現できればと考えている。

これらを実践しながら、うまくいった施策やサービスは、積極的にSIerとしてクライアント企業にも提供できればと思う。CMSにOpenCMSを選定した本当の理由もそのあたりにある。