以前にアップした社内からのGmailアクセスについてのエントリに通じる記事

リンク: ITmedia エンタープライズ:IT Minute:好むと好まざるとにかかわらず職場環境をWeb2.0化すべき時代.

現在普及が進みつつあるWikiやマッシュアップなどのWebベーステクノロジーを業務環境に持ち込まざるを得ない時代がやがて到来するはずであり、ITマネジャーは今から準備をしておく必要があるということであった。

いうなれば、子供たちに「コケるから運動場を走ってはいけません!」なんて言うのはナンセンスで、コケにくいようにデコボコをなくしたり、大怪我をしないように危険物を取り除くのが本来である。つまり、危ないから、もしくはえたいが知れないからいくら便利でも使っちゃダメといって縛っておくだけではダメなのである。

専門家が注意しているのは、仮に職場において、Wiki、ブログ、ソーシャルサイトの利用を禁じても、それは隠れてアクセスする人間を増やすだけということである。つまり、こうしたサービスに社内から安全にアクセスできる環境をITマネジャー側から整備しておかない限り、正規のファイアウォールを回避してアクセスする従業員が出てきて、結果的に社内のネットワークインフラストラクチャを危険に曝すことになるのだ。

指摘のとおり、潜伏化してしまったほうがリスクは高い。であれば、積極的に取り込んで社員のクリエイティビティを高める工夫をしなければならない。その際の注意点として二つ挙げられている。

  • これらのツールが具体的にどのようなものであるかを調べること
  • (その後)導入準備に向けたグループやチームを社内に組織して、既存のツールに対してどのような異なる結果が得られるかを実地に調査すること

小さく導入して、展開する。本当に効果があるもの(使いたいもの)は利用者に受け容れられる。