carpe diem

Category: 戦略思考 (page 3 of 3)

ドクターヘリに見る本当のROI

ニュースで耳にしたトピックスで、ドクターヘリ(救急車のヘリ版)が救急車より投資対効果が得られたというようなものがあった(ネット上でソースを見つけることができなかったので未確認。一部誤解があるかもしれない)。
つまり、医療費も含めて考えるとドクターヘリのほうが安上がりだったということらしい。比較方法など詳細を知らないので、だから救急車がどうとか、ドクターヘリを全国に導入すべきとは一概には言えないが、ROI算出の仕方として「かくあるべし」といった感を受けた。

Continue reading

企業サイトの価値

企業が自社Webサイトを公開するのが当たり前になって、やっと“情報発信”だけでは用を成してないことが、オジサンたちにも理解されはじめた。その理解促進にGoogleが大きく貢献していることは間違いないとは思うが、それゆえにまだまだイビツな理解が横行しているように思う。
Continue reading

全体最適とは

大切な情報、捨てていませんか (宮田秀明の「経営の設計学」):NBonline(日経ビジネス オンライン).

自動車レースの「F1」や、ヨットレースの「アメリカズカップ」のような世界最高峰のレーシングカーやレース艇は、全体最適設計の究極である。それは、レースが1%の性能差を競うものであるからだ。例えばヨットでは、船体とセール、キール、舵のそれぞれで1%優れた性能の部品を組み合わせても、必ずしもライバルよりも1%速いレース艇にはならない。しかも、この1%の速度差を生む条件は、レースを行う海の条件、つまり波と風によって変わる。F1の場合はサーキットの条件によって異なる。使われる環境条件も含めて優位性を確保しなければならないのだ。

データベースマーケティングということもできると思うが、全体最適を実現する際に、当然のことではあるが、部分最適についてもバランス良く検討しなければならない。全体最適だけの視点だと、スピードがあまりにも遅いものになってしまう。

大きな画(理想像)を描いて、実現ステップを設定していく際に、必要なのは理想像に突き進む“想い”だと思う。

経営がない会社

テクノロジーはある、クライアントの業務リテラシーもあるのに、ビジネスとしてパッとしないのは、経営(マネジメント)がないからなんだろうと、なんとなく思っていたら、そこらへんを簡単に説明してくれるエントリがあった。
子会社の社長は“トップ”ではなく、親会社の中間管理職に成り下がっていたとしたら、経営なんてあるわけもないわけで。
Continue reading

会社のため?自分のため?

テレ東のカンブリア宮殿が面白い。会社の健全度を測る10項目というのも良かったが、ホンダ社長福井氏の放送も非常に良かった。
そのなかで紹介されていた新入社員に言った言葉に共感を感じた。 Continue reading

モチベーション経営

毎週金曜日、フジサンケイビジネスアイ最終面の特集「働く野性 モチベーション経営」がお気に入り。社内のモチベーションは業績に直結する問題。今、私が働いている職場でも課題となっている。
今週の特集は「亀田総合病院」。病院の概要はサイトを見たほうが早い。非常に良くできている。誰に何を伝えたいのかが明確になっているのだろう。記事の中では、この病院がいかに革新的な経営を行っているかが書かれている。
たとえば、面会時間が無制限ということ。患者の心境を考えれば当然のこととしながら、それを実現するためのシステム(面会者にIDカードを持たせる)に投資する。
また、一人暮らしの高齢者の家族はペットであることが多いということで、ペットと過ごせるラウンジやペット用のホテルが用意されている。 Continue reading

日産のインターナルブランディング

日産のリサーチ担当執行役員の方のお話を伺っていると、インターナルブランディングについて非常に多くのヒントを頂くことができた。 Continue reading

Newer posts

Copyright © 2024 carpe diem

Theme by Anders NorenUp ↑